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紙袋を花瓶に仕立てる

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フィンランドの巨匠、Tapio WirkkalaがドイツのRosenthal社のStudio Lineの為にデザインした「Paper Bag Vase (紙袋の花瓶)」です。1972年の作品。
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今、日本では殆ど見かけませんが、欧米では八百屋だとか、パン屋で買い物をするときにガサッと無造作に商品を入れて渡してくれる、茶色の紙袋がモチーフとなっています。紙なのですぐにシワが入って、くしゃっとするあの感じ…。そして、紙袋の先端がギザギザになっているところ…。それらがすべて、磁器で非常によく再現されています。着色されていない、白マットのタイプのものも生産されていますが、茶袋の方がずっと魅力的だと私は思っています。

使い捨てられる茶色い紙袋…なんていう日常にありふれたものを花瓶や、アートといった領域に取り入れるという発想、これはまさに1972年というその時代のポップアートの流れをくむものです。

さて、このPaper Bag Vaseに着想を得て…と思われますが、Rosenthal社のStudio Lineではその後、「Do not litter (ポイ捨て禁止)」シリーズを出しています。当初、私はそのシリーズとこの花瓶は同じシリーズで、しかもすべてTapio Wirkkalaがデザインしたものだと思っていましたが、違いました。

ところで、今日、紙袋に生けているのは「パイナップル」。造りものではなくて、本物のパイナップルです。連日の暑さでグダグダになっている私ですが、せめても夏の楽しい気分を演出したくて選びました。茶色い紙袋は、こうしたちょっと個性的な植物との相性がいいので、なかなか重宝するのです。

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by minasamlingar | 2010-07-08 14:51 | Rosenthal

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