2010年 11月 25日
葉っぱとテントウムシ
「Berså / ベショォ」と言えば、Stig Lindbergの代表作であり、北欧陶磁器の中では名前は知らずとも、広く多くの人が目にしたことのある最も知名度のあるシリーズではないでしょうか。1960-1974年の製造期間中から人気を博したのでしょう、かなり大量に作られていたはずです。今でも相当数がスウェーデン国内外で流通している背景には、根強い人気だけでなく、元の物量がモノを言っているような気がします。
現在では復刻版もあり、好みは人それぞれですが、私はやはりオリジナル版の方が断然好きです。Gustavsbergには「Blå/Röd Aster」のように、復刻品であってもオリジナルにかなり近いものを再現できているものと、そうでないものがあると私は思っており、Bersåは残念ながら後者かもしれません。(いずれ、オリジナルと復刻品の比較を載せようかな)
ただ、復刻版のBersåにもいいところはあって、オリジナルBersåでは日常の食事でできやすかったペイントロスが起きない仕様に変更されています。絵柄がお皿全体にあって、なおかつ濃い緑色であるため、ペイントロスや退色がどうしても目立ってしまうデザイン、そして構造になっていました。だから、オリジナルのBersåをお店やオークションで買い求める際にも、1枚1枚丹念にチェックをして、自分の納得のいくものだけを選び出す必要があります。そういうプロセスが楽しかったりもします。
Cacahouete Paris
東京都目黒区東山1-9-6
Tel: 03-5722-3920
OPEN: 10:00‐20:00
www.cacahouete-paris.jp
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by minasamlingar
| 2010-11-25 18:48
| Gustavsberg