Gustavsberg博物館で開催された
「Lisa Larson展」にて、興味深い作品と出合いました。それは…
裸婦ROSAの彼氏。彼氏もROSA同様、裸んぼ♪ 黒髪とブロンドのROSAに囲まれ、奥のほうでゆったりと寝そべっている、あの人です。
ROSAの制作数が少ないということは既にご紹介したとおりですが、おそらく彼氏(仮に、Gustavと名付けましょうか) の制作数はさらに少ないものと思われます。だって、これまでGustavを書物、オークションカタログ…その他資料で見たことはありませんし、もちろん、お店で売っているのに出会ったこともありません。もしかすると、Lisa Larsonがノリで制作したユニークピースかもしれません。
ROSAの椅子の装飾も、過去に制作されたGustavsbergの器に使われたプリント模様が流用されていますが、こちらのGustavも同じです。どこの柄が流用されたかお分かりでしょうか? これはね、
Stig Lindbergの
「Tahiti柄」が使われています。その効果で、Gustavがまるで花畑の中で寝そべっているような…そんな夢のある作品に仕上がりました。
窪みの部分はプリントシートがよれてしまうため、きれいに貼れずに剥がれてしまっているのが惜しいところ。しかし、そんなのも考え方によっては、いかにも実験的な作品…という感じがして、魅力に変わってしまうように思えてしまうのは私だけ?? あぁ、うちのROSAとGustavを引き合わせてあげたいわ…。
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