ひとによっては「えー、そうかしら?」と言われてしまうかもしれないけれど、スペインのガリシア地方の磁器メーカー
Sargadelosのお皿のステンシル装飾は、どこかフィンランドの
Arabiaを彷彿とさせるのです。バラの花の蕾のようにも見えるこの柄の名称は分からないのですが(すでに廃番だと思います)、
「Colección tradicional (伝統柄シリーズ)」の中の1つ。ガリシアに古くから伝わる絵柄を復刻してお皿にデザインしています。
Sargadelosには、Colección tradicional以外にも沢山魅力的なシリーズがあってどれも欲しくなってしまったのですが、この時は高まる気持ちを必死で抑えて、同シリーズの中から柄違いのお皿を選んで帰りました。1枚だけ真ん中にもモチーフが描かれていますが、基本的にはどれも同じ藍色の染料が使われていますし、大きさも一緒なので統一感があり、同じテーブルで銘々が違う皿を使っていてもごちゃっとしません。むしろ、そんなコーディネイトの方が素敵だなと思うのです。
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